ニキビがあってもメンズ脱毛は可能?│福山のひげ脱毛専門店ZEALOUS

ニキビとは

ニキビとは?

この記事を読まれている人の中でも、過去にニキビができた、若しくは今ニキビができているという方は多いのではないでしょうか?

実はニキビは90%以上もの人が疾患の経験を持っているというデータがあります。
特に10代の若い年齢の時に発症しやすく、思春期にあたる時期の為悩まれる方も多いかと思います。経過としては、早い方で小学生、そして中学生と、この時期にニキビが現れ始め、高校生あたりで一番ひどい症状となるケースが多いようです。

主に症状が出る部位としては、おでこ・ほほ・あご・首などに表れやすく、中には胸や背中など上半身全体的にニキビができる方もいらっしゃいます。しかし、ニキビの現れ方としては個人差があり、ニキビができるかできないか・症状が軽いか重いか・ニキビができる範囲等、体質や生活環境、ホルモンバランスなど様々な原因が関わってきます。

「思春期」の時期にニキビができやすいのは、思春期に差し掛かると男子はもちろん女子に関しても「男性ホルモン」の比率が上がるので、このホルモンバランスの変化により皮脂が多く分泌されてニキビを発症しやすくなってしまうのです。
しかし、大人になってから初めてできる「大人にきび」も存在する為、ニキビは一概に若い時にしかできないものだとは言えないようです。

そもそもニキビとは「慢性炎症性疾患」という皮膚の疾患に位置付けられますが、このニキビがなぜできるのか解説していきます。ニキビが引き起こされる要因としては皮脂の分泌が多くなり、毛穴の先が詰まってしまうことでその皮脂が毛穴に溜まってしまうことだとされています。

この状態のことを面皰(めんぽう)と言いますが、面皰の中では酸素の割合よりも皮脂の割合の方が多い状態となっており、アクネ菌(正式名称:プロピオニバクテリウム・アクネス)が増えやすい環境になっています。
アクネ菌は、「常在菌」とも呼ばれており人の体内に常に存在している菌の為、定量では何か悪さをするものではありません。しかしアクネ菌は皮脂を栄養源として増殖し、炎症を引き起こしプツプツしたニキビができるのです。

ニキビの種類

ニキビにも段階に応じて数種類存在します。

白ニキビ(ニキビ初期)

一番初期段階の状態で、皮脂が詰まった状態のみの白色をしたニキビです。

赤ニキビ(ニキビ中期)

毛穴内の皮脂が腐り、白ニキビが悪化して痛みを伴い赤くはれた状態のニキビです。

黒ニキビ(ニキビ中期)

毛穴が開口し、空気に触れて酸化し、黒くなってしまったニキビです。

膿ニキビ(ニキビ末期)

赤ニキビの炎症が酷くなり、毛包壁を破壊してしまい黄色い膿を出してしまうニキビです。

小さなニキビができた時、そのまま放っておくとどんどん症状は進行してしまい、最悪の場合肌に跡が残ってしまう可能性もあります。ニキビに限ったことではありませんが、症状を最小限に抑える為にも早期発見早期治療が望ましいのです。

ニキビの治療・予防

ニキビを発見したときはまず皮膚科を受診し、医師に診てもらいましょう。
主な治療法としてはアダパレン(毛穴の詰まりを解消し、面皰をできにくくする薬)や、増加したアクネ菌や炎症を起こした部分に効果のある飲み薬や塗り薬を用いるケースが多いようです。ご自身でニキビを潰すことは、さらに炎症を悪化させる恐れがあるので絶対に行わないようにして下さい。

日常的な予防策として、

  • 睡眠時間をしっかり確保する>間食は避け、バランスの良い食事をとる
  • 睡眠時間をしっかり確保する
  • 肌を衛生な状態に保つ
  • なるべくストレスを溜め込まないようにする

など、心や体に負担のかからない生活を心がけてください。

ニキビがあるがメンズ脱毛・ヒゲ脱毛は可能なの?

ニキビがあってもメンズ脱毛・髭脱毛は可能?

基本的に、ニキビがあっても脱毛することは可能です。
ただし、脱毛施術では黒いものに反応する光を使用して毛にアプローチをしていくので、上記に述べた「黒ニキビ」の場合、度合いによっては照射できない(脱毛できない)可能性があります。

また、ニキビの症状が酷く肌荒れをかなり起こしている場合には、施術をいったん止めて係りつけの医師に脱毛を受けても良いという許可を得たのちに脱毛施術を再開させて頂く可能性もあります。なので、カウンセリングを行う際には必ずカウンセラーの指示を仰ぐようにして下さいね。

髭脱毛後にニキビが増加?

髭脱毛の施術後、お肌にニキビのような白いブツブツができてしまって、不安になった方もおられると思います。
それは、ニキビではなく、「毛嚢炎」、である可能性が高いです。

毛嚢炎とは

毛嚢炎とは、毛穴の奥の毛根を包んでいる「毛包、毛嚢」部分が細菌に感染して起こる炎症のことです。ニキビは、毛穴に皮脂などが詰まることによってアクネ菌が増殖して発生し、硬い芯がある事が多いです。しかし、毛嚢炎は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌によって発生し、ニキビとは違い芯がありません。

脱毛の施術を受けた直後の肌は、脱毛のエネルギーによってバリア機能、抵抗力が低下した状態になります。
そうすると、肌にいることの多いブドウ球菌などに感染してしまう可能性が高くなるのです。

毛嚢炎の予防方法

お肌のケア

毛嚢炎を防ぐにはまず、毛穴に菌が入るのを防ぐ必要がある為、汚れたシェーバーやカミソリの使用を避け、汗などをかいた際には、擦り過ぎないように気をつけながらしっかりと拭き取り、清潔を保つようにしましょう。

また、お肌の保湿をしっかりと行い、バリア機能を高めると共に、バランスの取れた食事での栄養補給や睡眠によって、免疫力を高めていくことも大切になってきます。

毛嚢炎になってしまった時の対応

施術後に毛嚢炎になってしまった場合には、肌を清潔に保ち、幹部は潰さないように気をつけましょう。通常であれば、1週間ほどで軽快すると言われています。

もしも、毛嚢炎の範囲が広かったり、症状が酷い場合や、1週間程たっても、なかなか改善しない時には、早急に皮膚科等への受診をして下さい。

ニキビ跡に対する脱毛のメリット

脱毛を行うことによってニキビ跡が薄くなる事があります。

脱毛を行い、お髭等の毛を剃る回数が減ることによって、肌へのダメージが減り、肌のターンオーバーが促進されます。そうすることによって、古い角質が剥がれ、ニキビ跡が改善されると考えられます。

ただし、しこり状になっているニキビ跡や、クレーター状になっているニキビ跡に対しての改善は難しくなります。

また、お肌へのダメージが減るだけではなく、脱毛をすることにより、毛穴を引き締める効果もあり、ニキビの予防にも繋がります。

まとめ

ニキビがあっても脱毛は可能とご説明させて頂いたのですが、中には、まだ炎症を起こしている場合や、化膿しているニキビに関しては、
脱毛施術でダメージを与えることによって、状態が悪化してしまう恐れや、肌トラブルに繋がることもあります。

当店では、お肌やニキビの状態を見て、施術可能がどうか確認させて頂いた上で施術を行っていきます。施術が難しい箇所に関しては、状態をお伝えさせて頂き、その箇所に関しては脱毛の照射を避ける形で行っております。なかなかご自身での判断が難しい場合も多いかと思いますので、いつでもお気軽にご相談頂ければと思います。

執筆者:森下(店長)

実際の脱毛施術で得た経験、知識を惜しみなく発信しています。
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